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7.開催の経緯と成果の概要

昨年度末に初の試みとして地元の三浦半島に所在する中学校及び高等学校の教諭を対象に行った「海洋科学技術セミナー」の成果を踏まえ、今回は、これに引き続き実施するものである。このセミナーは、「青少年の理科離れ」対策の一環として、海洋科学技術に対する興味を高め、学校教育への波及効果を目的として実施したが、参加者全員から極めて高い評価を得、成功裏に終了した。そこで今年度は、「日本財団」からの補助を得て、北海道地区の高校教諭並びに高校生を対象に、それぞれ夏休みと春休みの時期に実施することとなった。
実施に先立ち、5月中旬に北海道の教育委員会を訪問し、開催の趣旨説明を行ったのち、まず夏休みに行う教諭に対する募集を約1ケ月間にわたって行った。募集の方法は、道内の全高等学校(338校)の学校長並びに理科主任宛に資料1の募集要項を送付し、「本スクールヘの応募の動機」についての作文の提出を求め、それを参考に参加者を決定することとした。
募集人員は当初20名であったが、締切日までの応募者は24名と、予想外に少なく、さらにその後1名のキャンセルがあったため、最終的には23名となった。そこで、再度受入れ人員の枠を拡大するための調整を行ったところ、「日本財団」の好意により、応募者全員を受け入れて実施することとなった。

 

 

 

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